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『パーキンソンの法則』

冷たい風が吹き始め、気がつけば、暖房器具も防寒着も使用するほどの、寒い季節になりました。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
明後日から12月ですね。冷え込みが増すのと同時に、師走で何かと忙しく体調も崩しやすい時期ですので、どうぞ風邪などひかれませんよう、ご自愛ください。

今日は、先日初めて知った『パーキンソンの法則』について、お話したいと思います。皆さまはご存知だったでしょうか?
パーキンソンの法則というのは、1958年英国の歴史学・政治学者のシリル・ノースコート・パーキンソンの著作で提唱された法則で、

・第1法則「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」
・第2法則「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」

というものがあります。これを読むと「ん?何のこと??」となりますが、分かりやすく言いますと、『人間は与えられた分の時間やお金を全て使ってしまう』ということだそうです。

例えば第1法則の場合、夏休みの宿題をギリギリまで伸ばして、最終日近くに慌ててやり終える。第2法則なら、15万円で足りていたのに、20万円の給料を使い切ってしまう。このような状況が『パーキンソンの法則』が働いている状況と言われています。

これを読むと、耳が痛いと言いますか、マイナスな話じゃないか・・・と感じますが、ある記事ではこの法則を利用して仕事の生産性を高める方法を教えてくれています。

面白いことに、第1法則の時間の話ですが、宿題をやるのに1ヵ月半の期間があった場合と数日しか期間がなかった場合で、仕事のクオリティは大きく変わらないそうなんですよ(;゚Д゚)!!

それで、与えられた期限いっぱいいっぱいで終わらせる計画ではなく、始めから早くに期限を自分の中で決めて行うように、勧められています。それは何か大きな仕事だけでなく、誰かにメールの返信をするとか、その日のやらなければならないことをリストアップし、どのタスクを何時までに終わらせるのか、締め切りを自分の中で細かく決めるというところでも活用できるとありました。

他の点としては、100%完璧じゃなくてもいいから「とりあえず完成させる」意識を持つこと、第2法則の支出に関しても毎月決めた額を天引きしてしまい、銀行口座に入ってくるお金自体を減らしてしまうという方法も提案されています。

引用:【パーキンソンの法則を利用して仕事の生産性を高める方法】

『パーキンソンの法則』を意識すると、焦る生活から解放されそうですね・・・。

ところで、私が病院の先生から教わった『パーキンソンの法則』は、こういう説明でした。

「やらないといけないことがいっぱいあって、パンクして上手くはかどってないように感じても、人間はちゃんと期限内に終われる、間に合うようにできているという、パーキンソンの法則があるんですよ。なので、心配し過ぎなくて大丈夫」

先生から話を聞いた時、「へぇ~そうかぁ・・・確かに、そうかも」と思いましたが、今ブログを書いてて思いました。「あれ?先生、『パーキンソンの法則』の捉え方、ちょっとずれてませんか(笑)』
間違ってはないですが、そういう捉え方もあるんですね(笑) 皆さんはどちらを選びますか?

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